テニスにしてもバドミントンでも、ボールやシャトルに直接触れるのはストリング、そのストリングの動きを支えているのはグロメット。グロメットもストリング同様にラケットを構成する重要なパーツで、かつ「消耗品」です。潰れたり折れたりしたら、ラケット本来の性能を引き出せなくなるので、傷んできたら交換です。
自分のテニスラケットのグロメットは何度か交換してますが、今回は息子のバドのラケットのグロメット交換します。ラケットは、YONEXのNANOFLARE 700、ストリングの張替えはやってあげてますけど、バド自体は自分ではやらないので、スペックその他はよくわかりません。
確認すると、YONEXのWebにちゃんとグロメットの型番記載されてました。
専用グロメットセット/AC416NFA(BK)¥400+税
ネットで探しましたが、送料無料のところは見つけられず。安いものなので、近くにショップがあれば取り寄せてもらうか、ネットで買うならストリングを購入する時にいっしょに買うのが良いと思います。
コロナ禍で引きこも生活中なので、結局はネットでポチりました。https://store.shopping.yahoo.co.jp/netintm/yonex-ac416nfa.html
肝心な交換作業ですが、世の中にはそれの専用工具があるようで、あると楽なのかもしれませんが、職業としてストリンガーやっているわけではないし、貧乏ホームストリンガーにはこんな物はとても買えません。
その他、ストリンギング用のツールと称しているものを買おうとすると、どれも超高価。素人には計り知れない良さがあるのかもしれません。
マイ・ストリンギングツール(笑)、基本100均で調達です。
購入したグロメットセットを広げてみました。ボトム(ラケットネックのとこ)の特殊な形のものは2セットずつ入ってました。それと単体グロメットのストリング2本通す用と、1本通す用の2種が複数。テニスラケット用と違い、小さいし、エッジガードと一体になっているわけではないので、外すのも付けるのも結構大変です。
ストリングを1本通すところと2本通すところの穴径は微妙に違うので、良く見て行けばわかりますが、間違いを避けるために古いグロメットを一気に全部外してしまうのでなく、2~3個外して、新しいのを差し込んでという作業を繰り返し。指でつまむのも大変なので、ピンセット使いました。
タイオフ(結び目)部分のグロメットは潰れているので、先細ペンチで摘まんで引っ張ってもなかなか抜けません。グロメットグラインダーなるもので、削り落とすという手段もあるようですが、フレームの中にグロメットが落ちてしまう可能性あるので、お勧めしません。良く切れるカッターでフレームを傷つけないように潰れたグロメット切り取ってしまうのが最善と思います。最悪、削り取るにしても、100均に売ってる細い棒ヤスリで十分だと思います(マイ・ストリンギングツールの写真の一番右)。
最終的に全部入れ替えたらこんな感じ。タイオフする部分や2本通すところが一番潰れますけど、購入したグロメットセットは、結構余分に入っていたので、タイオフする部分はもう少し頻繁に交換してあげてもいいかなと思いました。
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