トイレが詰まった!と息子が叫ぶので覗いてみると、トイレが詰まったのではなく、水洗の水が流れなくなっていました。水が止まらないとか溢れているとかではないので、まだ緊急事態ではありませんが、トイレが流れないのは家族みんな困る。さっそく調査開始です。
水が流れないのだから、まずはタンクを開けてみる。
すみません、ごめんなさい。タンクの中なんて掃除してません。水アカがすごいことになってます。
それはさておき、タンクの中空っぽ。水入ってません。流れないのは当たり前。
水が減ってフロートが下がると給水されて、水が溜まってタンクがいっぱいになったらフロートが持ち上げられて水が止まるはず。見てのとおり、フロート落ちてるのに水出てません。
10年、いや15年以上使っているので、摩耗したとか折れたとかなんかこの仕掛けが、うまく動作しなくなったんだろうと想像できます。
なんとなく解ったら、次は分解ですが、はやまってはいけません。水まわり、いきなり分解したら水浸しです。水を止めるのが先です。
そしたら、先ほど見た部分に戻って分解。
フロートを外して、キャップみたいになってる部分を回して外すと、なんかゴムでできた部品が出てきました。しかし、これでどうやって水を止めたり、出したりするのか仕組みがわかりません。
解らないので、一旦、元通りに組みなおしてみたところ復活したので、おー治ったぞーと家族に報告しましたが、何回か流したら、また水出なくなりました(涙)
やはり解らないので、Google先生に聞いてみます。「SH381BA 流れない」「SH381BA タンク」とか検索してみたら、たくさんの事例を発見。そして、本家本元、TOTOのサイト
先ほど見たゴムパッキンみたいな部品、「ダイヤフライム」という名前で、これを交換する必要があるようです。
品番:HH11113
ネットショップを検索すると、楽天、アマゾン、ヨドバシでも売ってましたが、値段より配達予定日を優先、翌日配達のヨドバシにしました。
壊れたと思われる部品と新品を比較すると、以下のとおり。ちょっと材質も変更されてます。横からみるとゴムの形状が違って旧品のほうが高さが低く見えます。
ダイヤフラムというものの動作原理は、以下のサイトでなんとなく理解できました。ダイヤフラムと言っている部分を押したり引いたりすることで弁が開いたり閉じたりする。そのゴムが経年劣化で復元力が無くなっているために動作しなくなったのでは?と予想します。
部品を入れ替えるだけなので交換は3分で終了。無事に水が出てくるようになりました。しかし、きっちり水を止めてる証拠かもしれませんが、タンクが一杯になって止まる瞬間「キュッ」と泣くようになりました(^^)
おまけ
品番:HH11113で検索すると、同時にTH405S(ちょっとだけ低価格)というのもヒットします。
TOTOのサイトに HH11113 と書いてあったので、疑わずに発注したのですが、その後にもう一度よく調べてみたら…
品番:TH405Sは部品単品
品番:HH11113はパッケージ品で取扱説明書つき
ということが判りました。TOTOのサイトに説明書はあるのだから、部品単品があれば十分でした。数百円ですが、ちょっと損しました。同じようなことで困っている方、参考にしてください。
これ同梱の説明書。
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