ラケットストリングのテンション測定アプリ
ラケットのストリングをカンカン弾いた時の音の周波数を測定して、ストリングのテンションを表示してくれるというアプリがあります。表示されるテンションが、どれだけ正確な値かは怪しいのですが、張った瞬間の状態から、日数や使用回数が増えて行くごとに、どのように変化して行くか、つまり新品の状態と使い込んだ状態での相対的な評価はすることができます。
ラケットを自分で使っていれば、数値で示されなくても、切れなくても、交換時期は判るので、交換時期を判断する為に使うものではないと思います。しかし、経過日数や使用回数に対して、テンション維持率を数値化できれば、性能が長く維持できて、コストパフォーマンスの良いストリングを見つけるのには役立ちます。
それで、RacquetTuneというアプリを使っていたのですが、有償アプリでお金も払ったのに、いつのまにかGoogle Playから無くなっていて、スマホを機種変更したら再インストールできなくなったので、代替アプリを探してみました。
RacquetTune
少しの間Androidスマホで使っていました。
有償と言ってもAndroid版は242円でした。Androidのスマホではもう試すことができません。
App StoreにiPhone用のアプリはまだあるようですが、iPhone持ってないので使い方の説明は省略します。
stringster for tennis
Google Playで「RacquetTune」を検索すると、まずstringster for tennisがヒットしたので、使ってみました。
起動画面です。
ログインアカウントは当然無いので、そのままGET STARTED。
FREE versionで詳細な機能使いたければPLUS版(有償)とのこと。
そのままSTART MEASURING。
振動止は外せと注意。上にADD RACQUETとあるので、この部分をつい押してみましたが反応しません。
Start with a mesurement to create a new racquet.
「新しいラケットの作成するための測定から初めます!」
つまり、まず測定した後でラケットを登録します。英語力無し。そうだと気づくのにしばらく時間がかかりました(笑)。このメッセージを右上のXで閉じて、START MEASURMENT。
この画面でストリングをカンカン叩きます。100%になると画面が変わります。
CONTIUNEすると、ラケットの登録、ストリングの登録、そしてユーザ登録に進みます。
ようやく測定できるところまで来ました。
これでラケットを選ぶと測定画面になるのですが…
kg/lbsのアイコンに鍵がかかっています。
FREE版(無償)でできるのは、初期測定の値からの変化量。つまり時間が経ったときの相対的なテンションの変化をグラフで表示すること。
下の画像の例だと、起動して短時間に2度測定しただけなので、変化はありません。
勝手に履歴保存してくれて、テンション落ちてストリングがへたってきたなというのをグラフで解りやすく見せてくれるというのは確かにありがたいですが、具体的に数値を出してくれないのは少しがっかりしました。
PLUSは買い取りじゃなく、サブスクなので、使い続けるとあまり安くはないです。
Tennis Vibes
Google Playで「RacquetTune」と検索して次に出てきたのがTennis Vibes。
こちらは単純明快。メニューのDetailsでラケットとストリングを、Preferencesで単位(kg/lbs)やマイクの感度を設定すれば、測定開始です。
スマホのマイクの前でストリングカンカン叩くと、音の周波数表示されますが、何回かカンカンしてるとテンション表示に変わって測定完了。
前述のstringsterとは逆で、測定履歴を記録するのは有償のPremium版の購入の必要があります。ただし、1.99ユーロというお手頃価格です。
結局どっち?
stringster for tennisとTennis Vibesという2つのアプリを使ってみましたが、個人でせいぜい2本のラケットを2〜3ヶ月周期で張り替えてる感じなので、サブスクでの使用料に見合う利用回数はないはず。Tennis Vibesをもう少し使いつつ、他のアプリも探しつつ、良さそうだったら1.99ユーロ払ってみようかと思いました。
毎回両方で測定して、数値としてみたい場合は、Tennid Vibs、劣化状態を確認したいのであれば、stringsterと補完しあって使えば無償で使えますが、ちょっと面倒です。
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