【テニス】ストリングマシン(ガット張り機)

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ストリングマシン テニス

何年か前に知人からストリングマシン(ガット張り機)を頂いたのをきっかけに、ラケットの張替えは自分でやっています。

頂いたのはこんなマシン。相当な年代ものです。バネ式というやつで右のハンドルを回しストリングを引いてテンションかけて、設定したテンションに到達したら、ロックがかかるようになっています。左のベースにラケットを固定するわけですが、謎なのは、ストリングを固定するクランプの部分。使い方がまったく判りません。判ったとしても、かなり面倒くさそうな仕掛けです。

張名人

お店で見るコンピューター制御のストリングマシンは、ガットを掴む(クランプ)がレールの上を移動して、固定するようになってるのが普通。

※すみません、GOSENさんのページから写真頂いてきました。

ゴーセン

それで、この年代物のストリングマシンの使い方の解読は諦めて、使えるパーツを流用しつつ、改造することにしました。

使えるのは、まず台座、そしてバネ式のテンションヘッド、あとラケット固定する回転部分。なぞのクランプは捨てて、部品を探すことにしました。Web検索すると売ってるところを見つけることができました。例えばココ。
https://www.approach-tennis.co.jp/stringmachine/index.html

しかしあまりに高価です。これだったら最初から5万円くらいのストリングマシン1台買った方がよさそうです。しかし諦めずに探すと、以下を発見。
https://www.racquetdepot.co.uk/pros-pro-swivel-clamp-base-and-bar-v2b/

.ukです。海外通販とか未知の世界でしたが、チャレンジです。送料もそんなに高くないことを確認してポチりました。到着するまでドキドキでしたが、荷物追跡で今どこにあるかずっとトレースできていたので、地図上でイギリスからフランス行ってとか見てたら楽しく待つことができました。そして税関通って無事に我が家にやってきました。ただし、ボロボロの段ボールで。

部品が揃ったら、次は固定方法をどうするか?ですが、結論は「プロにお任せする」です。再びWeb検索で、こちらのお店にたどり着きました。さすがに今度は国内です。
https://www.kiriita.com/
金属素材を自由な形に加工して送ってもらえます。UKから入手したクランプベースに合わせて、鉄板(6mm厚)を加工してもらいました。図面というかアドビのイラストレータで実物大寸法で書いてデータ送ると、そのとおりに加工してもらえます。素晴らしいです。

クランプベース

素の鉄板なので、このままでは錆ついてしまいますが、メッキを施す技術も設備もないですから、メッキっぽい塗装しました。そして最終的にはこのとおり。

定期的に調整はやっているので、コンピューターにはかなわないと思いますけど、ある程度の正確さは保てているはずと思います。メモリを54にセットして、アマゾンで買ったデジタルスケールを引いてみたところです。

テニス
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