テレワーク環境改善(その5)ヘッドセットを試行錯誤

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デジタル機器

コロナ禍で完全テレワークに移行したのが昨年のゴールデンウィークに入る前だったので、テレワーク生活が1年経過しました。その間にヘッドセットを色々と試し続けていますが、未だこれ!というのに出会えていません。これまで使ってきたヘッドセットを振り返ってみたいと思います。

Jabra UC Voice 150 Duo

https://www.jabra.jp/business/office-headsets/jabra-uc-voice-150-series#/
テレワーク開始以前に、オフィスで使うために会社から最初に貸与されたものです。Jabraですから音質的には問題無いです。有線(USB)接続で伸びたコードの先に通話ボタンとミュートボタン、動作状態を表示するLEDがついているので、手元で操作できて、使い勝手も悪くないです。
この製品の弱点は、イヤーパッドが耳を覆うタイプではなく、耳に載せるタイプであるという点です。Lyncでの1対1のちょっとした通話には問題ありませんが、複数集まった少し長い会議になってくるとだんだんと耳が痛くなってしまいます。それと、アームバンドとスライダー部分の構造の脆さ。スライダー部分がもげて片耳外れてしまいました。回りの同僚も同じように壊れて、テープでぐるぐる巻きにして使ってる人が数人いました。

Jabra UC Voice 250

https://www.jabra.jp/business/office-headsets/jabra-uc-voice-250#/
これも会社から貸与されたものです。携帯するのに便利な小型の片耳タイプ。やはりJabraなので、イヤホンとマイクに特に不満はありません。USBの有線接続で手元にあるスイッチは150と同様です。
ただし、決定的にダメなのは装着方法。メガネかけている私の場合、耳に引っ掛けるタイプでは、メガネのツルと干渉してスッとつけられません。しかも耳にかける部分が太くできているのでなおさらです。外してるタイミングでLyncでコール貰っても、さっと耳に装着できないので、ピックアップが遅れてしまいます。また、イヤホン部分はインナーイヤー型で、それからマイクが伸びているので、少し動くとマイクのアームの重みでイヤホン部分が簡単にずれて外れてしまいます。出かけた先でちょこっと使う分にはいいかもしれませんが、日常的にテレワークで使うのはイライラします。

HS-HP28UBK

https://www.elecom.co.jp/products/HS-HP28UBK.html
40mmの大きめのドライバーで、耳を完全に覆うタイプです。長時間装着しても耳は痛くなりません。仕事で音声会話で使うと考えれば、音質は十分過ぎる感じで、マイクも感度良好です。ファブリックコードになっているのもいい感じです。
1点、耳元についているミュートスイッチとボリューム調整。ボリュームはいいとして、ミュートスイッチはミュートなのかオンなのか、どっちになっているかを触らないと判らないので、ついミュートのまま話してしまったりしがちです。エレコムのサイトでは「耳元で操作可能」と優位なように書いてますが、一見操作性良さそうに思えて、実際に使ってみるとあまり良くはないです。

Logitec LBT-AR130

http://logitec5.concent-inc.biz/MANUAL/lbtar130/lbtar130_ts.pdf
古すぎてメーカーのサイトにも既に掲載されてませんが、家に転がっていたので使用してみました。好きなイヤホン接続して使うので、聞く音は問題ないのですが、レシーバー本体に内蔵されたマイクは感度が悪く、手で口元に持ってきて話してやっと会話できる感じです。クリップ使って胸ポケットに入れたまま会話とか無理です。Bluetooth 2.1、Class2で10mまでとなってますが、つけたままキッチンにコーヒー淹れに行ったりとか、3mも離れるとブツブツ切れます。使用に耐えませんでした。

DAISO Bluetoothイヤホン

https://www.daisonet.com/product/4549131622775
最初に発売していた時はBluetooth 4.1だったのですが、最近店頭に並んでいるのを見ると、外観は同じでパッケージが変わって、仕様見るとBluetooth 5.0となっています。
330円(税込)という価格でBluetoothヘッドセットが買える!と、多くの人がYouTubeで紹介動画上げたり、Webでレビュー掲載しています。
音声は決して良くはないですが、まあ実用には耐えるレベルとは思います。しかしマイクはダメです。分解すると判りますが、マイクは基板に直付けのコンデンサーマイク。外観の写真と見比べれば判りますが、この部分に穴とかも開いてないです。試しマイクの上に来る部分に穴をあけてみましたが、それでもマイク性能は少しも改善されませんでした。Web会議で人の意見は聞き取れますが、自分が発言することはできません(笑)
ただし、軽量でワイヤレスというのはかなり魅力です。

Can★Do Bluetoothイヤホン

https://ec.cando-web.co.jp/item/4984279642634
価格は\550円。株式会社 磁気研究所というところのこちらの製品と同じもののようですが、オンラインストアで購入というボタンを押すと、1,890円となってます。
ダイソーのモノラルヘッドセットと比べれば遥かに音はいいと感じますが、低音はまったく出てないし、高音に伸びはない。といっても音楽を聴いた時の話。ヘッドセットといしてLync等で使うには十分だと思います。耳からぶら下がったスイッチ部にマイクがついているので、自分の声をうまく拾ってくれるのか心配でしたが、感度が良いのか十分会話になります。ただし、指向性のない全方位タイプだと思うので、感度が良いのは空間全体に対してです。つまり、回りの音を全部拾ってしまいます。静かな環境でテレワークできる人なら問題なさそうですが、子供が家の中にいるとか、周りで何か音が聞こえる環境で仕事されている方には向かないと思います。

CYBER GadgetNintendo Switch 用 マイク付 ゲーミングイヤホン

https://www.cybergadget.co.jp/products/4544859030932/
3.5mm4極プラグのアナログ接続のヘッドセットです。
PS5やSwitch用として売られていますが、テレワークにも便利です。
イヤーピースを小さめのにして、あまりきつくならないようにしてれば、長時間つけっぱなしでもあまり苦になりません。音質は最高ではないですが、Web Meetingなら問題なし。
マイクは口元の音だけを拾ってくれて、少し離れたところの音は伝わらないようなので、相手に変な音を聞かれることも少なそうです。

まとめ

最初に書きましたが、未だにこれ!というものに出会えてません。単にケチらずにもう少しお金を払ってBluetooth接続で装着感の良いヘッドセットを買えば、すぐに解決するとは思っていますが、それじゃつまらないので… まだまだ試行錯誤続きます。

現在、ダイソーのを片耳につけて、軽い装着感とケーブルレスの恩恵を受けて音声を聞きながら、会話の時は、キーボードの前にマイクが上向きになるようにエレコムのヘッドセットを置いて、聞くのと話すのを別々のデバイスに担当させて使っています。

CYBER Gadgetのやつをワイヤレスにできるならば、今のところそれが最良と思うので、100均のイヤホンのBluetoothユニットを取り出して、3.5mmジャックをくっつけて、アナログヘッドセットを接続することを考え中です。それは別途記事にしようと思います。

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